2020年を振り返って

2020/12/29
レイスポーツボクシングジム

2020年を振り返って

 

2020年、お疲れさまでした。

レイスポーツも本日仕事納めをいたします。

 

今年は何といってもコロナに尽きます。

まだまだ非日常は続きますが、来年も無事に、健康に過ごせることを願うばかりです。

 

コロナ対策で何がつらいかと言えば、なによりも会員の皆様にご不便、ご負担をおかけしてしまうことです。

練習中もマスク着用、ソーシャルディスタンスの維持、予約制、消毒、検温、換気、水分補給の場所制限、体調不良の際は長めに休む、時短営業、そして長期休業。

 

プロボクサーやそれを目指す若者たちにも苦難の年でした。

延期に延期を重ねた試合にプロテスト、見送られたデビュー戦。

プロスポーツの中でも競技寿命の身近いボクシングにおいて、本来ならば1年というのは失ってはならない大きな月日です。

 

ときには心無い言葉や態度も浴びせられましたが、私たちスタッフがコロナとの戦いをがんばることができたのは会員の皆様の暖かいご協力のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

と、美辞麗句だけでは終われません。

今年のもやもやは今年のうちに払ってしまいたいと思います。

 

現在もコロナの影響で多くの会員さんが休会なさっています。

マスクの苦手な方、職場からジムを禁止された方、予約の難しい方、持病の手術が延期になってしまった方、長期休業でモチベーションを失ってしまった方。

そうでなくても、練習には様々な制約がつきます。

夏の暑い時期にもマスクをし、冬の寒い時期にも換気をしています。

一番割を食っているのは一般の、市井の、普通の、皆様です。

 

ジムとしては、皆様の健康をお預かりする以上、感染症対策を徹底せねばなりません。

世間以上に、他業種以上に、厳しくやらせていただきました。

会員の皆様のご苦労は並大抵のことではありません。

 

では、「公」はそれに応えてくれたでしょうか?

 

やれ、ジムが、劇場が、屋形船が、夜の街が悪い。

Go To やるのやらないの。

この国で唯一強制力を持つ権能が「自粛」を「お願い」する。

仕舞には銀座でステーキ。

 

医療現場の悲鳴さえ蔑ろにされてしまうのですから、私たちの声なんてきっと届かないことでしょう。

ですが、心優しい会員の皆様の代わりに、私はここに記録しておきます。

 

正直者が馬鹿を見るような社会ではいけません。

それでも、私たちはこれからも正直者であり続けます。

いつか、それが、報われる日が来ると信じて。

 

ともあれ、まずは健康に新年を迎えられることを祈って。

来年また元気にみんなでボクシングできることを願って。

 

それでは、よいお年を!

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